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32.シック・ビルディング・シンドローム(病気の
   建物) 1-28-97.


  シック・ビルディング・シンドロームという、聞きなれない病気があります。動物の病気で無く、ビル建物が病気なのです。米国では以前から社会的に認識されている事柄ですが、国内では一部の人達が認識しているに過ぎません。例えば、新しい社屋が完成して古い建物から移転した場合に、一部の人達が、メマイ、ミミナリ、ハキケ、頭痛などの変調を訴えることがありす。医者に見て貰っても原因がよく判らずに、仕事にも身体にも支障を来すのです。原因は現在も必ずしも把握されてはいませんが、室内の明かりの具合、振動や低周波、換気の具合、木製什器および壁や天井のクロスなどからの臭気や化学薬品などの複合要因が関与するようです。これらの要因は、人により感じ方が非常に違うようです。例えば、壁や天井に張るビニールクロスの接着剤にホルムアルデヒドが使われていて、ホルムアルデヒドは目などへの刺激性があり、アケルギーの原因とも考えられています。これらの有害物質が住宅などの高気密性化により室内に滞留し、建材等に含まれる化学物質が原因で健康や身体に悪影響を来すことは判ってきたようです。見栄えだけでなく、振動や低周波、臭気およびバイキンやダニの繁殖など健康障害要因に配慮した、更に自然換気と強制換気等にも配慮した建物が望まれます。


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