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211. シャンプーで肌荒れ.9‐15‐2000.

 公共の施設の洗面所にある手洗い洗浄液や理美容店で使われている洗髪液は、体質などが良くわからない不特定多数の人達が使用します。しかし、手や髪を清潔にする筈のこれらの洗浄液は、意外にもおびただしい細菌に汚染されています。更に、店頭で売られているシャンプーには細菌の性質を変化させる物質が含まれていることも明らかになっています。それらのことを、曖昧模糊の「6 シャンプーの細菌汚染、89 シャンプーで細菌が変異する?」に紹介してあります。

 これらの文を読んだ人から意外な内容のメールを貰いました。昨年の夏から突然と頭にオデキができるようになった。夜寝ている間に無意識に頭をカキムシッテしって頭に傷をつけてしまう。二日くらい経つとカサブタができるが、また掻いてしまうので良くなったり悪くなったりの繰り返しをしている。近頃は、頭のなかだけでなく、両肩と背中もカサカサしてきた。通院している皮膚科の先生からローションとクリームを貰ってつけているが、薬は効くけれど、できたカサブタをかき取ってしまうので、結局は治らない。細菌の感染でないかと思うが原因はなんでしょうかという質問でした。

 良く知っている皮膚科のお医者さんに、メールに書かれていた内容について、話題にしてみました。白髪染めを何年も使っていないか、また夏の暑い日に大汗をかいた直後から頭皮が荒れるようになリ始めなかったか等を聞いてみてはどうでしょうということでした。

 10年近く同じ白髪染めを使っているが、昨年の夏から突然と白髪染めを使うと翌日から頭の皮膚が荒れるようになったと思っているとの返事でした。これらのことを含めて皮膚科のお医者さんとまた相談した結果、白髪染めに含まれている「パラベン」が主な原因でないか、最初は白髪染めだけであったのが、今はパラベンで感作された結果パラベンに対する過敏症になってしまった可能性が考えられる。頭髪用のシャンプーや全身洗浄用のボディシャンプーにも「パラベン」は含まれていることがあるから、シャンプーを使っても皮膚が荒れるのではとの仮定に達しました。もしそうならば、略称「パラベン」の配合されている洗剤を使わないで、セッケンだけをしばらく使用していると良くなるのではないかと伝えました。

 10年間も安全に使っていた白髪染めにある時突然と過敏症となり、シャンプーも使えなくなったようでした。セッケンだけを使い出したら、皮膚荒れは起こらなくなったとのことでした。

 シャンプーの箱に成分が記載されていますが、そこに省略号で「パラベン」と書いてあります。シャンプーが細菌の変異を誘導することを突き止めたとき、シャンプーに殺菌剤として含まれているパラベンが変異を誘導するのではないかと推測しました。しかし、パラベンは水に溶けないので、細菌に対する変異誘導能を調べることはできませんでした。パラベンは、人の体質にもよるでしょうが、皮膚荒れの原因となるようです。

 花粉症や化学物質に対する過敏症は、突然ある日から現れることがあるようです。それはアレルゲン(アレルギーを誘導する原因)で感作されて起こります。今年は杉の花粉が最高に飛んだそうですから、いままで花粉症でなかった人でも感作された可能性があります。とすると来年は新しい花粉症に悩む人が殖える可能性があります。パラベンが肌荒れの原因となる人もいるようですから、化学物質を多く含む物はあまり使わない方が安全であるようです。

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