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237.台風でウイルスが飛んでくる.4‐9-2001.

口蹄疫のウイルスは飛んでくるか.

口蹄疫と呼ばれる家畜の伝染病が英国をはじめとするヨーロッパ諸国で大変な問題となっています。ヨーロッパ諸国で拡大しつつある狂牛病や口蹄疫は、少なくても隣の国から侵入して来ていることは明らかなようです。狂牛病は風に吹かれて飛んでくる可能性はないのですが、口蹄疫のウイルスは色々な物や者に付着した状態で運び込まれているようです。

口蹄疫のウイルスは、口の周りやヒヅメの付け根にできる水ぶくれの液のなかに大量に存在しますが、ポリオウイルスなどのピコルナウイルスと性質が似ていますから、糞便とともに排泄され、環境を汚染する可能性があります。ヒトには原則として感染しないと考えられていますから不幸中の幸いですが、家畜での感染力は非常につよいので国際的に監視されている家畜の法定伝染病です。

細菌兵器としてウイルスを隣国に飛ばすことができるか.

あるテレビ局の番組を企画する担当者から「熱帯地方のウイルスが台風にのって押し寄せてくる可能性」について話を聞きたいとの問い合わせを貰ったことがあります。そんなことは、妄想の類で考えない方が良いのではと、素っ気なく答えた記憶があります。細菌兵器との関連で考えている様子が伺えたものですから、本心を伝えなかったのです。しかし、外国からウイルスが飛来する可能性は本当にないのでしょうか。

国外に存在するある種のウイルスが日本国内に飛来することは、現実にはかなり前から判っています。またアフリカに生息すると考えられているウイルスによる脳炎がニューーク市で集団発生した奇妙な現象が起こりました。その年1999年には、超大型の台風がフロリダから上陸し、米国東部を次ぎづきに襲ったことも奇遇ですがありました。そのため、アフリカのウイルスが台風にのって米国に侵入したのではないかと真剣に考えられたこともあったようです。

ウイルス粒子そのものが隣国から台風で飛来し台風の通過した地域の住民に感染症を起こすことは、ウイルスの感染濃度から考えて現実的ではないでしょう。風にのってウイルスが飛来する可能性はあるのですが、それはウイルスに感染している蚊または渡り鳥により持ち込まれることを考える方がより信憑性が高いと思います。

日本脳炎を起こすウイルスは、少し前までは「昆虫媒介性ウイルス、別名アルボウイルス」と呼ばれていました。コガタアカイエカという蚊がウイルスをヒトやブタに媒介するからです。日本脳炎は、蚊が媒介するので蚊の発生する夏期に流行る脳炎ですが、ウイルスを持っているブタの血を吸った蚊がウイルスを保有するようになります。ところが蚊のいない冬場は、ブタにもウイルスが感染することはあまりないのです。どこかでウイルスが越冬しているから夏になると蚊やブタがウイルスを保有するようになる筈です。洞窟内に生息しているコウモリや渡り鳥がウイルスを持ち込んだり越冬するらしいのです。

正体不明な風船がある地域に漂着したとの報道を見聞きすることがあります。その時、ご丁寧にも風船が漂着した地域と風船の数まで記載jまたは報道されていることがあります。わけの判らない漂着物が見つかった場合は、警察も報道機関も内密に処置し公に報道しない方が良いと私は思います。なぜならば疑って考えると、どこかの国が生物兵器を搭載した風船をどの時期に飛ばすと、日本のどこにどの程度の確立で漂着するのかを極秘に調べている可能性もあるかも知れないからです。例え不思議な風船のような漂着物が見つかっても秘密に処理していれば、風船を飛ばした国はどこに飛んで行ったのかを調べることが困難になる筈です。日本のようになんでも発表してしまうことは、秘密な試験の結果をワザワザ教えてしまうようなもので、労せずして正確な結果を入手できることになりますから、そのような正体不明な物についての報道は慎んだ方が国策として得でないかと私は思っています。

 

特殊訓練を受けている諜報部員は、諜報活動に出るときには常に青酸カリのような即効性の毒薬を持参しているそうです。なにか突発的な事態が起こった時には、捕らわれの身になる前に密かに持参している毒薬を服用するよう命令されているのだそうです。ところで、米国のIT偵察機が中国戦闘機と空中で接触し中国領内に不時着して、いま国際的な問題となっています。偵察している相手国に渡っては困る超ハイテク機器を搭載している偵察機は、絶対に捕まるようなことはないと米国は考えていたのでしょうか。または捉えられる前に破壊すべき爆薬などかマニュアル通りに作動しなかったのでしょうか。リスクマネジメントの先進国である米国の偵察活動をしている偵察機が捕らわれた場合のリスクを考えていなかったのか不思議な事態と思います。経済的な損失はいかほどになるのでしょう。

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