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275.再掲「ダマシ上手は商売上手」は本当か? 3-11-02.

以前「114.ダマシ上手は商売上手?」を曖昧糢糊に掲載しました。私が書いた内容に対して批判的な意見をたくさん頂きました。「日本人および日本の企業の殆どは良心的であり、掲載されている企業は例外的な存在」というのが主旨であったように記憶しています。

雪印食品の虚偽申告からはじまった事件は、牛肉からスタートし豚肉に飛び火し遂には鶏肉にもおよびました。更には、魚介類や野菜でも産地を偽るなどの虚偽の表示があるようです。牛肉がパックに詰めら店頭に並べられると、外から眺めたのでは誰一人として「黒牛か白牛」かの区別も「国産か外国産」かの識別も出来ない事を承知している企業関係者が率先して行った確信犯なのです。「誰にも絶対解らないから大丈夫」と思ったのでしょう。一見知恵者に見える一握りの浅はかで愚か者の行為が結果的には会社の信用と伝統を失墜させ、営業も立ち行かなくなるまでに自社を追い込み、大勢の仲間を解雇させている惨状を見るにつけ、日本人はここまでダメになったのかと悲しく思えます。

メールや電話でAAA(商品名)の効能についての問い合わせが私に寄せられるようになりました。AAAという商品名を聞いたこともなく、その商品がなんであるのかも解りませんから、《解りません、知りません》と奇妙な対応をしていたようです。そのうち、《あなたのHPで優良と推薦している商品です》と声を荒げる人も現れ、また私がなにかを隠蔽していると勘違いした人も出てきました。判らないことだらけですから、色々とこちらも尋ねてみました。私のHPにある「優良認定」を読んで質問してきていることが判明しました。

教えられるままに通信販売会社XXXのHPを開いてみました。そこには、商品AAAの説明があり、その説明文の中心に「XXX(企業名)は、・・・・北里大学 医療衛生部 臨床微生物学研究室によるデータに基づき、北里大学医療研究所が優良健康食品として認定したものを取り扱うことにいたしました。(ご参考に北里大学 ホームページから医療衛生学部 臨床微生物学教室 優良認定と出たらYYY(商品名)をクリック。)(原文のまま)」と明記してありました。これを読んで驚きましたね、こんな《紛らわしい宣伝文》を書く企業も現に存在するのです。

XXX社は私に一度も接触して来たこともありませんし、私はAAAなる商品の効能を試験した経験もありません。私自らが試験し自信をもって優良と認定した商品YYYの成績を「優良認定」に記載してあります。XXX社は自社商品AAAを私の優良認定商品YYYと同じであるかのように消費者が錯覚をしてくれることを期待しているとしか考えられませんでした。「他人のフンドシで相撲をとる」類の悪質な商行為です。

優良認定は、紛らわしい商品がまかり通っている現状を憂い、私の良心に従い自信をもって優良と判定できる商品を無料で推薦している私独自のカラムなのです。それを良心も恥ずかしさも感じない会社に踏みにじられて大変に不愉快な思いをしました。「多大なご迷惑をお掛けしました。指摘された文を削除しました。」と書いた文をXXX社から受け取りました。

判らなければなにをやっても良いと誰が考えだしたのでしようか。信用してくれている消費者を《消費者は無知蒙昧だから解らない》とダマしてでもお金が入ればよいのでしょうか。ダマシ上手な人は、これまで《ヤリテとか商売上手》と崇められ、真面目な人より出世し良い職位を得てきたのでしょうか。日本人は心のすみまで腐ってしまったのでしょうか。ダマシ上手は商売上手であるとは本当なのでしょうか、みなさんはどのように考えられますか。人に人格があるように会社にも社格があって然るべきと私は思います。

 

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