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320. 男社会に嫌気がさしたとき(完全紹介文). 7-13-2003
 
雇用における男女平等が叫ばれるからには、日本国内での女性の社会参加が差別されていることを物語るものであろう。できが悪い男性も男社会ではできる女性より上に立っている場合が多く見られる。一般論として男は女より優れているとしたら、優れている能力はなにかを誰かが知らしめてくれることを期待していました。
 
日経BPの小板橋律子氏は、オメとメスの比較論を文字として見事な内容に纏められた。BTJのヘッドラインニュースの第407号に掲載され、全国に発信した。その記事は、読者に衝撃的なインパクトを与えたに違いないと思う。そこで「男社会に嫌気がさしたときのおまじない」というタイトルの全文を無修正で以下に転載させてもらい、「曖昧模糊」の読者に読んで頂きたいと思います。
 
原著名: 男社会に嫌気がさしたときのおまじない
出典:  BTJ /HEADLINE/NEWS 2003年7月9日 第407号
著者:  日経BP 先端技術情報センター
         小板橋 律子  mail:btj@nikkeibp.co.jp
 
国連開発計画(UNDP)によると、日本における女性の社会参加は全世界で第44位。昨年の32位よりもさらに後退しているという話です。
そもそも社会全体が、男性的な発想・思考回路で動いているので、社会進出するためには、男性化が必須。下手に男オンナ化するくらいだったら、女友達と遊んでいたいと、私自身ついつい思ってしまいます。
そんな私も、自己実現などという理想プラス、生活の糧は得る必要があるという現実の狭間で、男性方と接する機会の多い仕事に従事している訳ですが、おかげさまで、気が利かない、感性なし、自己中心、うそつき、マナー欠如etcと、うんざりする男性にお目にかかる機会もあります(もちろん、尊敬している男性も多数おりますが)。
男性にがっかり、げんなりした際に、良く考えてしまうのが、オスという生物の哀しい性(さが)でございます。哀しい性の生き物なので、大切にしてあげないといけないと自分に言い聞かせ、怒りを抑えるようにしています。
魚では、多くの種でオスはおまけ的存在。メスの体の百分の1程度の大きさしかなく、メスの体に付着・寄生し、唯一、生殖のみのための生きているオスがいる種もあります。
また、ミツバチやミジンコなどの昆虫では、オスがいなくても、卵子が単為発生し、りっぱな個体ができあがります。これらの種では、オスなんて、おまけにもならない。
ライオンの群から追い出されるのは、決まって若いオス。群れを形成するほ乳動物の多くは母系社会が基本です。
 
教科書的には、精子と卵子が受精して子供ができ、子供の遺伝子は、父親、母親から平等に受け継がれると言いますが、これも大嘘。細胞に無くてはならないエネルギー生産工場であるミトコンドリアという細胞小器官は、母系遺伝です。父親由来のミトコンドリアが受精卵に混入したとしても、さっさと殺され、母系のミトコンドリアしか残らないことが証明されています。
また、ヒトの胎児期、オス型のXY染色体を有していても、男性ホルモンがきっちり分泌されないと、男性の形態にはなりません。そもそも、ヒトの個体は、女性型の形態に発生・分化する圧力が働いているからです。男性ホルモンの刺激により、その方向性が曲げられなければ、男性の体はそもそも誕生しないのです。レズよりゲイが多いのは、発生期の影響があると信じている科学者も多数います。
 
偉そうにしているけど、男なんてその程度。ホモ・サピエンスでは、運良く、メスと同程度の体の大きさを維持し、日本社会ではいつの間にか父系社会を形成していますが、自分のミトコンドリアも残せなければ、男性ホルモンが不足すれば、女性型の形態になっちゃう哀しい性なのでございます。
しかも、染色体の一部すら、どこかに置き忘れて進化してしまったうっかり屋さん。無くした染色体の分だけ、思いやりや感性、基本的なマナーの学習能力が低いのかもしれません。
男社会にうんざりしたときには、生物学的な視点から分析し直してみると、以外とすっきりすることがあります。皆様、お試しあれ。
           先端技術情報センター 小板橋 律子
mail:btj@nikkeibp.co.jp
「完」

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