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325. サリドマイドのSLEへの適用.8-18-2003.
 
サリドマイドの薬効を試験する研究がドイツでも始まったとの情報を紹介します。
 
通常の治療薬が無効かまたは抵抗性を示す亜急性皮膚エリスマトーデス患者を対象にサリドマイドを投与した。プレドニソロンとサリドマイドを投与し二週後にステロイドの投与を中止した。その結果、5例全例で2から7週間以内に皮膚病変が完全になくなり、血小板減少、疲労感や関節痛などの全身症状も消失した。
 
副作用として全身倦怠感や眠気はある程度改善が可能であるが、サリドマイドには催奇形性があるため妊娠可能な女性では長期間にわたり確実な避妊を行う必要があること、糖尿病の患者には投与できない、薬剤性皮疹の発現が約15%程度にあることなどがある(Hautarzt 53:744-748,2002)。
 
治療薬として一度全世界から消えたサリドマイドは、その薬効の特異性から痛みを伴う難治性疾患の治療薬として、その効果が試験されるようになってきた。国内では依然として治療薬として認められていないが、個人が輸入して使っている症例が段々と増えてきているようです。サリドマイドの治療を受けられる医療施設を教えてくれ、またはサリドマイドの購入の仕方を教えてくれとのメールを貰うことがあります。これらの質問からは「藁をも掴みたい気持ち」がヒシヒシと伝わってきますが、質問者にたいして具体的な情報を与えらないでいます。

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