◆魚類のウイルス [Fish viruses]
魚類に感染して特異的な症状をおこすウイルスで魚病ウイルスともいう。また、それらの魚病をウイルス性魚病または魚類のウイルス感染症という。現在、おもな魚病ウイルスは16種以上が知られている。おもな魚類ウイルスとしては伝染性造血器壊死症ウイルス、出血性敗血症ウイルス、伝染性膵臓壊死症ウイルス、サケ科魚類のヘルペスウイルス、赤血球壊死症ウイルス、赤血球封入体症候群ウイルス、旋回病ウイルス、ブリの膵肝壊死症(腹水症)ウイルス、リンホシスチス病ウイルス、マダイのイリドウイルス、ヒラメのラブドウイルス、ヒラメの表皮増生症ウイルス、神経性壊死症ウイルス、コイの上皮腫ウイルス、コイの春ウイルス症ウイルス、ウナギの鰓鬱血(えらうっけつ)症ウイルスなどがある。
これらの魚類ウイルスは魚類、とくにサケ科魚類やマダイ、ヒラメ、ブリ、コイ、ウナギなど水産増養殖業にとって重要な魚種の病原体として多くの研究がなされてきた。
魚病
ウイルス
魚類の伝染性造血器壊死症ウイルス
魚類の出血性敗血症ウイルス
魚類の伝染性膵臓壊死症ウイルス
サケ科魚類のヘルペスウイルス
魚類の赤血球壊死症ウイルス
魚類の赤血球封入体症候群ウイルス
魚類の旋回病ウイルス
ブリの膵肝壊死症(腹水症)ウイルス
ブリのリンホシスチス病ウイルス
マダイのイリドウイルス
ヒラメのラブドウイルス
ヒラメの表皮増生症ウイルス
魚類の神経性壊死症ウイルス
コイの上皮腫ウイルス
コイの春ウイルス血症ウイルス
ウナギの鰓鬱血(えらうっけつ)症ウイルス
ケ科魚類