◆オウム病 [Psittacosis]

 鳥類の排泄物中に含まれているオウム病クラミジア(Chlamydia psittaci) が吸い込まれてヒトの体の中に入り、増殖して特有の病気を起こす。鳥類はこのクラミジアを持っていても病気の症状を示さない。その間に、病気の鳥はクラミジアを含んだ排泄物を出し続け、それをヒトが吸い込んで、1〜2週間の潜伏期間後に肺炎様の症状を示すことになる。本来は鳥類の持っているクラミジアにヒトが感染するので人畜共通伝染病のひとつとして重要です。
関連 クラミジア(Chlamydia psittaci)