◆デング熱ウイルス [Dengue virus]

 デング熱の原因ウイルスです。ネッタイシマカが媒介する。デングウイルスによる病気は、デング熱とデング出血熱とがあり、デング熱はウイルス感染後2〜15日の潜伏期の後、突然発病し、高熱(40℃)と共に、多くは頭痛、関節痛、筋肉痛、リンパ節腫脹症をともなう。デング出血熱の初期症状は、デング熱と同様で2〜5病日で症状は急激に悪化し低血圧によるショック症状を示す。皮下出血、溢血、鼻出血など出血傾向もみられ、血尿、気管、内臓からの大量出血により死亡することもあります。
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