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34.水泳プールの水はなぜ臭い 2-24-97.

  水泳プールは、不特定多数の人が利用する性質の施設ですから、水質基準が定められています。屋内の水泳プールは、入場すると鼻をつくような塩素の臭いがする場合もあります。また髪の毛が塩素で茶色に焼けるとも言われています。塩素には強い殺菌作用がありますので、昔から水の消毒に使われています。水泳プールには、適当濃度以上を添加することが義務づけされています。しかし、多くの人が入る水泳プールは、安全を確保する目的で少し濃い塩素が添加されているため、塩素の臭いがするのです。塩素の量や衛生状態などの環境監視は、最寄りの保健所が担当しています。  近ごろは温水プールが多くなってきました。温水プールでは、温水を全て捨てないで消毒処理などを施した後、一部は循環させて再利用している施設があります。温水プールは、ある意味で24時間風呂と似た環境となります。レジオネラ菌が繁殖してないことを願っていますが、実情はどのようになっているのでしょう。


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