1870年 明治3年3月3日
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父義正と母哲の長男として、熊本県阿蘇郡小国郷北里村に生まれる。
小学生時代を地元の小国小学校ですごす
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1883年 明治16年13才
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近親同志が大阪に集団移住する
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1883年 明治16年11月
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大阪府立中学校(現大阪府立北野高等学校)に入学
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1888年 明治21年18才
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同志社に強制的に入学させられる
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1888年 明治21年18才
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同志社に強制的に入学させられる
4年間の寄宿舎生活を体験し 明治24年卒業 21才
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1892年 明治25年5月
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北里柴三郎博士 ドイツより帰国
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1892年 明治25年12月
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福沢諭吉や森村市左衛門らの支援で私立伝染病研究所創建
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1892年 明治25年22才
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闌と父間の意見衝突を北里柴三郎博士に調停依頼し、北里柴三郎博士が監督するということで東京での勉学を許される
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1893年 明治26年23才
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國學院に入学、国語国文学を学ぶ
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1894年 明治27年
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北里柴三郎博士香港にてペスト菌発見
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1896年 明治29年7月26才
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4期生として國學院卒業
【註】國學院は、明治23(1890)年に皇典講究所が開設し、11月22日に開院式を挙行した
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1897年 明治30年5月31日27才
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ミュンヘン大学に留学
ライプチヒ大学に転校 枕草紙をドイツ語に翻訳して初めてドイツに紹介(出版)
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1901年 明治34年31才
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ドイツ・ライプチヒ大学 日本古代文字解説を学位論文と認め 日本人初の哲学博士号を授与
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1902年 明治35年3月5日32才
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軍艦三笠に乗船し英国サザンプトン港から帰国
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1902年 明治35年5月18日
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横須賀港に入港・帰国
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1903年 明治36年33才
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学習院で二年間のドイツ語科教授
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1907年 明治40年37才
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大阪医科大学多田愛彦学長の招聘
倫理学とドイツ語の教員 予科長・予科主事(教授)
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1908年 明治41年38才
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12月6日 長男・董一 生まれる
北里董一は、昭和2年に一高から慶応大学医学部に入学、昭和9年に第12回生として卒業、昭和30〜38年 姫路鉄道病院長、
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1998年5月2日
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逝去 享年90才
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1915年 大正4年45才
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父義正を失う
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1917年 大正6年47才
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母哲を失う
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1918年 大正7年48才
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『日本古代語音韻組織考表図及び解説』脱校
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1920年 大正9年50才
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琉球へ調査研究に出かける、妻大病にかかる
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1921年 大正10年 51才
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妻死亡
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1922年 大正11年52才
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台湾総督府蕃務調査嘱託として第2回台湾調査
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1925年 大正14年55才
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『日本古代語音韻組織考表図及び解説』出版
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1927年 昭和2年57才
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大阪医科大学の職を辞す
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1927年 昭和2年5月18日
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神戸→長崎→香港(豪州航路の三島丸に乗船)経由して→南洋諸島を調査研究 エジソン型蓄音器を持参、蝋管に録音
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1927年 昭和2年10月10日
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シンガポールを経て,神戸に帰港
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1930年 昭和5年60才
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お題「海辺巌」の「歌会始」に入選
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1930年 昭和5年4月
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『日本語の根本的研究』大阪:紫苑会発行
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1931年 昭和6年7月27日61才
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東北・北海道・樺太に調査研究に出かける
大阪出発→山形・鶴岡→秋田→青森・弘前→札幌→旭川→稚内→白老→二風谷→函館・八雲→函館→八戸→岩手→山形・左沢→福島→会津若松を経由して→大阪に帰着(9月7日)
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1960年 昭和35年5月20日
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逝去 享年90才
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1961年 昭和36年
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長男董一氏 北里闌博士の蝋管を大谷大学に寄託、北里闌博士の文庫は帝塚山大学図書館に寄贈とあり(行方不明)
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北里家系譜
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