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560. 無煙タバコは禁煙に効果なし
キーワード:無煙タバコ、禁煙効果、ニコチンガム、ニコチンパッチ
 
米国心臓協会は、このほど無煙タバコは中毒となるリスクや喫煙を再開するリスクを伴うため、タバコの代替あるいは禁煙手段として使用すべきではないとの声明を発表した (Impact of Smokeless Tobacco Products on Cardio- vascular Disease: Implications for Policy, Prevention, and Treatment. A Policy Statement from the American Heart Association. Circulation 122: 1520-1544, 2010)。
 
筆頭著者であるイリノイ大学生物行動保健科学科のMariann R. Piano教授は、今回の米国心臓協会からの声明で近年の無煙タバコが通常のタバコに比べて安全な代替品となりうるか否かを巡る論議に触れ、タバコに安全な製品はないと明確な姿勢を示した。
 
声明では禁煙を試みるなら、無煙タバコの使用よりもニコチンガムやニコチン放出パッチなどによるニコチン置換法の方が安全である。これらのニコチン置換療法では、心筋梗塞や脳卒中のリスクの増加は認められないと述べている。
 
 
ここで無煙タバコと称している品は、近頃日本国内で新規に売り出された「無煙タバコ」とは異なり、従来から売られている煙の出ない「嗅ぎタバコや咬みタバコ」などを指すようである。そのためニコチンの一回摂取量は少なくても、ニコチン中毒となるのは普通の紙巻きタバコや葉巻タバコと変わらないのかもしれない。その代わりとは言えないが、ニコチンガムやニコチン放出パッチなどによるニコチン置換法の方が禁煙には安全だとしている。

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