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194.カロチンは大腸ガンの予防に有効. 5-15-2000.

  野菜などに含まれるベーター・カロチンに抗癌作用があると云われていましたが、その効果は必ずしも明確には証明されないと考えられるようになっています。

  特定のカロチノイドが大腸ガンの予防に有効であるとの報告が米国臨床栄養学雑誌(71:575,1999)に掲載されていますので、その概略を紹介します。

  この調査研究は、大腸ガンの診断を受けた約2000人とガンに罹っていない対照者約2500人について食事の内容を調査し、食事中に含有される栄養素を検討したものです。

  カロチノイドには抗酸化作用があることは以前から知られており、細胞増殖の調整や遺伝子発現の調整、免役応答に対する作用などがあることから、ガンとの関係が次第に検討されるようになってきました。その結果、検討対象となった全てのカロチノイドのうち、ルテインとゼアキサンチンのみが大腸ガンの予防効果を示し、そのなかでもルテインが最も予防効果が強かった。ルテイン摂取が多いと大腸ガンが少なくなるとの負の相関関係が認められ、ルテイン含有食品の摂取量が多いほど、大腸ガンのリスクが低下していました。

  ホウレンソウ、ブロッコリー、レタス、トマト、ニンジン、オレンジ、セロリや卵などに含まれるルテインは、強い抗酸化作用を示し、活性酸素を破壊する作用と大腸での細胞膜に対する反応性に関係がありそうです。

  果物や野菜に含まれる物質がガン、特に大腸ガンに著名な予防作用があると云われていましたが、その物質は特定されていませんでした。今回の研究は、それがある特定のカロチノイドであることを示したことになります。

  「189.キュウリは骨粗鬆症の予防に役立つ.4−7−2000.」に記載したようにタマネギ、キュウリやパセリなどの野菜に骨粗鬆症の予防効果があり、ホウレンソウ、ブロッコリー、レタス、トマト、ニンジン、オレンジやセロリなどには大腸ガンの予防効果があるようです。いろいろな野菜を多く摂取することは健康によいことのようです。

 ルテインとゼアキサンチンという物質について私は知識を持ち合わせていません。どなたか情報をくださいませんでしょうか。お願いします。

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