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256.天使のような歌声と心をもった人達.842001

凶悪な通り魔殺人事件のみならず母親が自分の産んだ幼い子供をいびり殺す事件等心を痛めるニュースばかりが目につく昨今です。この世も終りなのかと悲観する人も大勢居ることでしょう。偶然のことから天使のような歌声と心の詩を聴く機会がありました。殺伐とし雑念の多い環境から少し離れると意外に心も和みます。微生物とは関係ありませんが、久しぶりに美しく響く情報を紹介させて貰います。

ボーカリス・ミネハハさん.

ミネハハさんのコンサートを偶然なことから北九州市で聴く機会がありました。美しい歌声のコンサートを楽しむことが出来ました。主にテレビで流されているCMソングをこれまでに3,500曲以上も担当しているそうで、企業名を聞くだけでCMソングが頭に浮かんできます。

本人のサイン入りCD『天地をつなぐ物語』を手に入れることが出来ました。樹齢数百年にもなるかと思われる苔むした楢の大木のカバーがとても命を力強く表現しているようで印象的です。このCDには、『天地をつなぐ物語』と『いのちの森』が収録されています。CMソングではどの声が本人の音色なのかと不思議に思うくらい、いろいろな声を出せるボーカリストのようです。

『天地をつなぐ物語』を聴くとミネハハさんの美しい歌声に圧倒され、自然に聞き込んでしまいます。レコードのジャケットに相当するところに、湯川れい子さんと言う方がミネハハさんのことを次のように紹介しています。「本来、歌とは、こういうものであったと思いま」。また「ミネハハの声は、エネルギーに満ち溢れて、私たちの心を満たし、身体を癒してくれるようです」。美しい声はどのような楽器より優れているとは思っていましたが、ミネハハさんの歌声は3オクターブ以上の音域を持ち数えきれないほどの音色を持つ人の歌声には大変に感激すると同時に驚きを感じます。

ミネハハさんの透き通った心にしみる本当に美しい歌を聴いてみたいと思われる方は、下に記すアドレスからミネハハさんの情報と購入方法などを知ることが出来ます。<http://www.world-egg.com/minehaha/> ダマサレタと思って一度開いてみてください。

ミネハハは、北米インディアン・ダコタ族の酋長の娘の名に由来し、ミネは水ハハは微笑むの意味を持ち、いつ笑みを絶やさずに誰に接して愛と平和を伝えいたという意味のミネハハの名前を知った時、日本の母の心を歌いたいとの本人の想いにもつながりお借りしたのだそうです(ミネハハのパンフレット)。

「天地をつなぐ物語」という日木流奈君の素晴らしい詩は、ミネハハのイメージを実に豊かに表現しているように思え、時空を超えた光のなかから現れ、人々の心をやさしく浄化する、そのようなミネハハのイメージを篠原敬介氏が特別に作曲したそうです。作詞家の日木流奈さんとはどのような人かと思い、ルナさんのHPを開いてみました。そこにはビックリするような大変なことが書いてあります。

天才詩人・日木流奈君.

『天地をつなぐ物語』(作詞:日木流奈)の詩の最初は、次のような言葉から始まります。振りカナを付けないと(説明にはカナがついています)私には読めない漢字がたくさん並んでいます。これが6番まであります。

「彼方人の住まいたる 高天原のある場所は

人の目には見えねども いつまでもそばに存在す

太古の時代 人々は 届く光を感じてた

その地の玉水受け取り 心の泉を満たしてた」.

http://www2.odn.ne.jp/luna/>を開くと、「Welcome to Online Luna」という表紙が現れます。そこには、実にいろいろな情報が記載されています。「流奈(ルナ)の横顔」というカラムに、日木流奈君のプロフィールが次のように記載されています。目を閉じないで感じとってください。

  • 流奈(ルナ)の横顔◆ (原文)

 199002110420分、横浜生まれ。

 極小未熟児、先天性腹壁破裂の状態で生まれる。生後二週間で三度の手術を行い、脳を髄液に圧迫されたたため、損傷を受け、脳障害となる。新生児痙攣、点頭癲癇の発作を起こす。

 発作の治療の副作用で白内障となり、両眼のレンズを摘出。

 1993年よりドーマン法のプログラムを開始、199404月よりグレン・ドーマン博士の人間能力開発研究所(アメリカ・フィラデルフィア)の診察を受ける。現在もプログラムを実施中。

驚きましたね! 私は、作詞家を「日木流奈君」と書きましたが、重度の障害をもった11歳の男の子であることが判ります。作詞家の氏名の後に本来「君」と付けられるはずが無いのですが、11歳ということを意識して「君」を付けました。他意はありません。

HPには、日木流奈君の作品の一覧が続きます。次のような作品があり、「天地をつなぐ物語」も記載されています。

 19980701日、大和(だいわ)出版より『はじめてのことば』出版。

 19981210日、大和(だいわ)出版より『月のメッセージ』出版。

 19990830日、大和(だいわ)出版より『月のおくりもの』出版。

 19991125日、MINETEE(ミネティー)より、Maxi-Single CD天地をつなぐ物語』(作曲:篠原敬介、作詞:日木流奈、歌:ミネハハ)発売。

 19991225日、英治(えいじ)出版より『Luna』出版。

 20000220日、大和(だいわ)出版より『ひらけ扉』出版。

 20000615日、ナチュラルスピリットより『伝わるのは愛しかないから』発売。

 200008月、大和(だいわ)出版より『月のつぶやき』出版。

 200010月、大和(だいわ)出版より『流奈詩集』出版。

 20010118日、お兄ちんになる。

最後にまた驚くような文があります。作品はF.C.(ファシリテイテッド・コミュニケーション)により、ルナが五十音の文字盤を指して作ったものである。 文字盤には仮名しかないが、漢字等の文字遣いもすべてルナの指定による。

ミネハハさんの美声による日木流奈君の「天地をつなぐ物語」を一度聴いてみては如何でしょう。本物とはこのようなものを指すのでしょう。私の拙い説明など無い方がよいと思いますのでここまでにします。

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