◆エボラウイルス[Ebola virus]

 フィロウイルス科に属し出血熱の原因ウイルスである。このウイルスは危険度分類で最高クラスに分類され、国際伝染病に指定されています。エボラ出血熱とマールブルグ病もある。ウイルス感染後、インフルエンザ様の症状で始まり、高熱、下痢などが出現し、発熱は40℃に達し、嘔吐を繰り返し出血性の丘疹性紅斑が出現し、その後肺炎、肝炎、腎炎がおこり全身のリンパ節の腫れ、ショック症状、腎不全などで7〜14病日に死亡します。死亡率は、エボラ出血熱で60〜70%、マールブルグ病で40〜50%と言われてます。ワクチンなどの予防法は確立されていない。E型肝炎ウイルスは、A型肝炎ウイルスと同じように経口感染で、食中毒の原因になる。主にインドや東南アジアを含む熱帯、亜熱帯の発展途上国で流行している。急性肝炎で慢性化はしない。ウイルスの培養や増殖はまだできないので、ワクチンなどの予防法も確立されていない。
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