◆肝炎ウイルス[Hepatitis viruses]

 肝炎を起こすウイルスは現在少なくとも6種類、感染の仕方は患者の糞便を介した感染(A型肝炎とE型肝炎の2種類)と患者の血液を介しての感染(代表として輸血等によるB型とC型肝炎などの4種類)の2種類が知られている。日本は世界的にみてA型肝炎は少ない国であるが、春(3〜4月がピーク)にはかなりの患者がでる。感染者の1%程度が劇症肝炎となりその約30%が死亡する。不潔な飲食物と共に口から侵入し肝臓に達し、肝細胞で増殖して胆汁を経て糞便と共に排出される。
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